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『大熊・双葉環境まちづくりミーティング 』(第2回)
実施レポート
実施日:2020年8月23日(日)
会場:大熊町役場本庁舎(1Fおおくまホール)
2020年7月19日(日)に「大熊・双葉環境まちづくりミーティング」(第1回)が開催されました。第1回のミーティングでは、大熊町、双葉町それぞれにおいて、2050年を想定して、その時に「ありたいまち」「ありたい暮らし」の姿を参加者に自由に出し合っていただき、住まいや働き方、子育て教育、医療介護、移動・交通等、あらゆる側面から269個ものアイデアが生まれました。
そのアイデアを事務局で整理したところ、15の事業領域に分けることができましたが、第2回のミーティングでは、その15の事業領域ごとにミーティングテーブルを用意し、各テーブルに最大で6名の参加者が、2023年までに開始できる可能性を探りながら、ビジネスとしてのモデルを各自が作成し、代表的なモデルが発表されました。
プログラム内容
前回の振り返りでは、全体の進行役を務めていただきました開沼先生より、全部で3回に渡って行われる予定の各ミーティングの開催目的や各回で行う内容、前提となる考え方等を改めてご参加いただいた方々にご説明いただきました。さらに、今回の第2回で行う予定のビジネスモデル作りに必要となるリソース(この地に既に存在している資源や資産)の例を具体的に示していただき、この後行われるワークショップの参考となるよう、説明いただきました。
立命館大学衣笠総合研究機構
開沼 博 准教授
ワークショップでは、最初に、統括コーディネーターを務めていただきました小山先生から、第1回目で2050年を想定した269個ものアイデアが出されたこと、それを15の事業領域に整理したことを説明いただきました。
プロジェクトリスト作成
小山先生から、各ミーティングテーブルの事業領域内のアイデアについて、2023年までに第一歩として開始できる可能性を想定した事業のプロジェクトリストを作成する作業の説明がありました。
ビジネスモデル作成定義説明
小山先生から、作成されたプロジェクトリストをビジネスモデルの表現にする作業の説明がありました。初めに、各チーム全員で1つのビジネスモデルを作成することとしました。
ビジネスモデル紹介と参加者個人のビジネスモデル作成
小山先生からチームで作成したビジネスモデルの事例紹介があり、本日最後の作業として、参加者ご自身でビジネスモデルを作成することの説明がありました。
第2回のミーティングでは、全体で100個のビジネスモデルが作成されました。
第3回目ミーティングでは、今回作成されたビジネスモデルを基に、大熊町、双葉町の将来の姿をイメージできるように、参加者から提案されたアイデアを絵として可視化します。