最後は福島市佐原地区のささき牛乳に訪問。
佐々木光洋さんから、作られている牛乳について詳しい説明を伺いながら見学。
牛に負担を掛け過ぎないよう飼育。1日に搾る量は1頭から25キロ、1日の出荷本数は900mlのビン400本程度に限定。
牛の飼料となる牧草についてのお話。現在は牧草地の除染を経て自家生産と県外産の牧草を合わせて牛に与えている。
最後に牛乳の試飲。本来の風味を届けるため63℃で30分殺菌(低温保持殺菌法)しているので本来の風味が味わえる。
この牛乳でできたソフトクリームを美味しく頂く参加者の皆さん。
牛乳は乳処理工場の後ろの小さな牧場で飼われているホルスタインから搾った牛乳だけで生産。自ら搾った牛乳を直接お客さんに届けている。全ての行程に関わり、責任を持って生産される牛乳が「ささき牛乳」の経営スタイル。
福島県福島市佐原字入左原50‐1
電話:024-593-2811
ささき牛乳 代表取締役
佐々木 光洋(ささき みつひろ)さん
ささき牛乳の「安心」とは、お客様との顔が見える関係。
生産現場等を知ってもらう「牧場見学会」を開催しています。生産者とお客様と一緒に学ぶ「食育」を通し、現在の福島だからこそできる温かいつながりをカタチにしていきたいと願っています。
牛の飼育から牛乳の配達まで一貫して行うことで、お客様、地域の皆様とつながりを実感し、また深く根付くよう牧場を営み続けます。
北海道からの飼料の仕入れや、ホームページでの放射性物質検査結果の提供などの取組みも行っています。