「きっかけバス47」環境再生プラザ来館レポート 宮崎県(参加者38名)

Vol.35
来館日:2014.3.5

■ 宮崎県リーダー
  田口 あかり(たぐち あかり)さんのコメント 

田口 あかりさん

南国宮崎から来ました、きゃりーです。‘放射線、原発=難しい’イメージがあって知る機会がなかった、分ろうとしていなかった・・・。でも大切なのは「まず知ること、見てみること」だと思います。そして得たものを伝えることだと思います。47都道府県みんなで繋がろう。38人連れて来れて良かったです。

■ 当日の様子

2014年3月5日(水)、きっかけバス宮崎で38名の学生が来館しました。

2010年宮崎県で発生した口蹄疫。収束後も、風評被害により宮崎県内の農畜産家の皆さんが苦労されたとのこと。現在、同じ風評被害に苦しんでいる福島の人の気持ちに寄り添った考えを持っている学生が多くみられました。

学生たちは、福島の風評被害対策に何か活かせることがあるのではないかと、事前に宮崎県内の畜産農家の方を訪れたとのこと。口蹄疫発生から収束に向けた取組、風評被害への対策などについて、資料にまとめていました。

その資料には、「口蹄疫の発生により、“世代を蔦って受け継がれてきた宝が一瞬でなくなる悲しさ・寂しさ・虚しさ”を感じた。先の見えない現実があった。宮崎と東北では被災状況は異なるが、『目標を持って、希望を持って、前向きに、復旧復興に努めてきた農家』が宮崎にいるということを知ってほしい。」と畜産農家の会長から福島へのメッセージが綴られていました。

これからもいろいろな情報に関心を持っていきたいです、と学生たち

口蹄疫による風評被害の経験から
福島に役立てばと、学生が独自にまとめた資料

きっかけバス宮崎の参加者全員で記念撮影!