Vol.17
来館日:2014.2.23
2014年2月23日(日)、きっかけバス茨城で34名の学生が来館しました。
茨城県の一部は、汚染状況重点調査地域に指定されていることから、除染を実施する区域を決め、除染作業を実施しています。また茨城県には東海村など原子力関連施設も多いことから、放射線を身近なものとして捉えている学生たちが多くみられました。
学生たちからは、以下のようなコメントがありました。
「事故による放射線の影響で、自宅で作ったホウレンソウを全て捨てる選択をしたという経験があり、やはり放射線が怖い。私たちがこれからどうするべきか、環境再生プラザで学んだことをよく調べ、研究していきたい」「放射線については、様々な情報が飛び交っていて、どの情報を信じたら良いのか分からなくなっていた。今回、環境再生プラザへ来て、放射線についての説明を聞き、情報の根拠についても学ぶことができた。不必要に不安を煽るだけの情報や意見に左右されずに、自分自身でよく考えて判断しようと思った」
今回東北3県を訪れたことで、地元のことを今まで以上に考えるきっかけになったようです。学んだこと、感じたこと、思ったことなどを発信し、より多くの人に届けていただければと思います。
放射線の基礎知識などについて
ミニレクチャーを聞く学生たち
放射線に関する知識がある学生が多く
踏み込んだ内容の質問が多く挙げられた
仮置場の構造について模型を使って説明
※福島県では、除染で取りのぞいた土などを
まとめて保管する仮置場がある場合がある
茨城県など福島県外では、基本的に除染現場で保管
きっかけバス茨城の参加者全員で記念撮影!