車中、ナビゲーター・立命館大学 准教授 開沼博さんから今回の体験プログラムの趣旨などを説明。

まず最初に訪問したのは、福島市飯坂地区にある福島県農業総合センター果樹研究所。

果樹研究所・安部充所長から原発事故後の放射性物質低減技術開発や果樹産地の再生と振興を支援するための技術対策構築と新技術の開発などについてのお話。

果樹研究所の敷地内にあるほ場を散策し、新技術を導入した果樹などを実際に見ながら、詳しく解説。

福島県 農業総合センター 果樹研究所

栽培科と病害虫科で、栽培管理技術の確立や省力・低コスト・高い生産性技術、福島県オリジナル新品種、病害虫防除技術開発を進める。

福島市飯坂町平野檀の東1
電話:024-542-4191

お話ししてくださった方

福島県 農業総合センター 果樹研究所 所長

安部 充(あべ みつる)さん

福島県の果樹は、その品質の良さや生産量・種類の豊富さから「果樹王国ふくしま」として全国に知られています。

近年、担い手の減少や高齢化、樹園地の老朽化、消費志向の変化など、果樹を取り巻く情勢が変化する中、放射性物質による汚染、風評など福島の果樹は甚大な被害を被りました。

果樹産地の再生と振興のため、技術対策の構築と新技術の開発に取組んでいます。