なすびのギモン パート8

なすび です!放射線や除染など、福島で暮らしていくためのギモンをボクが分かりやすくレポートしてきました!

パート8 放送開始に向け

なすびのギモンも、今年度でパート8となり、年々、扱う情報も多岐にわたってきました。昨年度は、去年、避難指示が一部で解除された大熊町の住民の方の取り組みや、帰還後の富岡町民の皆さんが抱える、除染後の不安や悩みを解決するためのコミュニティー作りを紹介しました。

また、除染で出た除去土壌等の中間貯蔵施設への輸送にあたっての取り組みと、その稼働状況について、最新の情報をうかがったりしましたが、さまざまな困難な状況を乗り越えてきた中、除去土壌等の中間貯蔵施設への搬入完了までの明確な目標が、2021年度末と示された事も大きな進展と感じられました。

なすびのギモンでは取り上げていませんが、今年になって浪江町には道の駅ができましたし、双葉町では東日本大震災・原子力災害伝承館が開館し、双葉郡内に新たな活動拠点が増えてきました。

そうした復興が進んでいく中で、来年の2021年には、東日本大震災から10年目という、一つの節目を迎えます。

しかし福島県の復興と再生への道のりは、まだまだ長く険しい事も含めて、私自身、これからも現地に赴き、今の福島県の実情をしっかりとこの目で見て、未来への歩みをつぶさに見つめ続けたいと思っています。

なすび